位置と地勢

　あさぎり町は、宮崎県との県境の山々に囲まれた盆地の中央に位置し、朝の幻想的な霧が美しいことに由来してこの名がつきました。日本三大急流のひとつに数えられている球磨川、国道219号、くま川鉄道が中央を東西に走っています。盆地の中央部分を縦割りする形で町の北と南側が山地となっており、両側の山地から流れ込む球磨川の支流に沿った形で緩やかな平地を形成しています。手入れが行き届いた田園風景は季節ごとに素晴らしい表情を見せてくれます。

人口

　あさぎり町の人口は、平成27年の国勢調査によると15,523人となっており、平成22年と比べると約6.6%の減少となっています。暮らしている人々はみんな仲が良く、文化活動やスポーツ行事も盛んに行われています。少子高齢化が進むなかでありますが、みんなで力を合わせて乗り越えようと頑張っています。

食

盆地の特徴である昼夜の寒暖の差が激しいところであるため、大変おいしい果物や野菜が豊富にとれます。また、良質な水に恵まれた古くからの米どころであり、日本の米焼酎の代表的生産地でもあります。あさぎり町内だけでもいくつもの焼酎蔵が存在し、昔からの製法や、独創的なものまで、多種多様なものを見ることができます。畜産業も盛んで、ここで育まれたお肉も自信をもっておすすめします。

レジャー

ビハ公園オートキャンプ場

シャワー棟や炊事棟があるオートキャンプ場です。テントサイトでの設営はもちろん、本物のトレーラーハウスでの宿泊もできます。桜か咲く時期から紅葉の時期まで、気軽にアウトドア気分を味わうことキャンプ場です。

登山

白髪岳は、比較的勾配が易しく、登山道までの舗装も行き届いており、子どもからお年寄りまで、初心者向けの山として親しまれています。