令和6年まで熊本県東京事務所へ出向していた町職員により、町の特産品の営業活動でつながった「歌舞伎座サービス(株)(以下、歌舞伎座)」との縁から、町産米の消費拡大に関する覚書の締結が実現しました。
この覚書の締結に関しては、令和7年3月に歌舞伎座の立石正人顧問が来町した際、農家や事業者を訪問される中で「町産米を歌舞伎座の弁当に使っていただきたい」との地元からの要望に対し、歌舞伎座が応えたものとなります。
歌舞伎座で町産米を活用いただくための町内農家との合意も図られ、町・(株)あさぎり商社・農家の三者で町産米の出荷体制を調整。出荷体制が整ったことから、町・商社・歌舞伎座の三者による町産米の消費拡大に関する覚書の締結に至りました。
今後は、月当たり500kgを歌舞伎座に出荷し、年間約6トンの町産米が歌舞伎座で提供されるお弁当や食事処で使用される予定です。また、将来的には歌舞伎座のロゴを使用したブランド化や、町の他の特産品への波及効果も見据えた取り組みを進めていく予定です。