HPV(子宮頸がん予防)ワクチンの定期接種について
ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンは、平成25(2013)年から積極的な勧奨を一時的に差し控えていましたが、専門家の評価により安全性が確認され、令和4(2022)年4月から、他の定期接種と同様に個別の勧奨(案内送付など)を再開しています。
子宮頸がんとHPVについて
子宮頸がんは、子宮の出口(頸部)にできるがんです。日本では毎年約11,000人の女性が罹患し、約2,800人が亡くなっています。原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)は、性的接触のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされる一般的なウイルスです。感染しても多くは自然に消失しますが、一部ががんに進行することがあります。近年、若い女性の罹患が増えているのが特徴です。
ワクチンの効果
現在、定期接種では9価ワクチン(シルガード®9)が使用されています。このワクチンは、子宮頸がんをおこしやすい種類であるHPV16型、18型、31型、33型、45型、52型、58型の感染を防ぐため、子宮頸がんの原因の80~90%を防ぐといわれています。
ワクチンの副反応について
接種部位の痛み、腫れ、赤みなどの症状は、50%以上の方に起こることがあります。これらは体内で免疫をつくる過程で起こる反応です。まれに重い副反応(重いアレルギー反応、手足の力が入りにくい等)が起こることもあります。接種後に体調の変化がある場合は、速やかに接種を受けた医師や、かかりつけ医にご相談ください。
定期接種の対象者・費用
対象者:小学校6年生〜高校1年生相当の女子
費用:無料(公費負担) ※定期接種の期間を過ぎて接種する場合は全額自己負担となりますのでご注意ください。
接種スケジュール
接種を開始する年齢によって、回数と間隔が異なります。1年以内に規定の回数を完了することが望ましいとされています。
| 1回目の接種年齢が | 接種回数 | 接種間隔 |
|---|
| 小学6年生~15歳未満 | 2回 | 2回目の接種は、1回目から6か月あける(最低5か月以上) |
| 15歳以上 | 3回 | 2回目の接種は、1回目から2か月あける 3回目の接種は、1回目から6か月あける |
※標準的な間隔がとれない場合の詳細は、医療機関にご相談ください。
接種までの流れ
1.対象の方には、小学6年生になられる年度に、町から通知文と予診票が届きます。
2.通知に同封されている「指定医療機関一覧」を確認し、希望する医療機関へ直接予約をしてください。
3.予約した日時に、以下のものを持って医療機関へお越しください。
- 予診票
- 母子手帳
- マイナンバー保険証等
- 保護者以外の方が付き添う場合は、委任状
※予診票を紛失された場合、指定医療機関がご不明な場合は、健康推進課までご連絡ください。
HPVワクチン接種に関する情報