下里薬師堂は、昭和54年10月に解体。
その時、取り出された棟札と隅木には墨書銘があり、銘には地元の人々の庚申待供養の堂として、寛保3年(1743年)に建立したことが書かれている。
隅木の長さ67センチメートル。
棟木は、長さ60センチメートル、幅20センチメートルで、薬師堂建設費用や関係者の名前がある。
庚申信仰の民俗資料として貴重。

指定区分
町指定有形民俗文化財
名称
元下里薬師堂の棟札及び隅木一枚
種別
有形民俗文化財
所在地
深田東 下里
その他
くまがわ鉄道あさぎり駅から北西へ2.3キロメートル
見学は許可が必要です
下里公民館所蔵