令和3年10月19日から25日まで、町内5会場で公共施設個別施設計画に関する住民説明会を開催し、合計125名の住民の方々に参加いただきました。
今後、町では同計画に基づき、事業を実施していきます。
1.配布資料
各会場で配布・説明した資料を以下に掲載します。
・地方財政制度のきほん(PDF:442.8キロバイト) 
・あさぎり町公共施設個別施設計画について(PDF:797.1キロバイト) 
・あさぎり町公共施設個別施設計画の各地区のおもな実施予定
岡原地区(PDF:1.04メガバイト) 
須恵地区(PDF:1.71メガバイト) 
深田地区(PDF:856.7キロバイト) 
免田地区(PDF:1.63メガバイト) 
上地区(PDF:1.07メガバイト) 
・あさぎり町役場第二庁舎建設事業(PDF:2.2メガバイト) 
※資料「あさぎり町役場第二庁舎建設事業」については、10月22日の免田会場にて、総合福祉センターの解体(P6-7) の記述に誤解を招く表現があると指摘を受けたため、25日の上会場では内容の見直しを行いました。
掲載している資料は、見直し後の内容のため、岡原、須恵、深田、免田の各会場で配布・説明した内容と異なる箇所があります。
2.参加者からの意見
各会場で参加者の皆様から寄せられたおもな意見と、町からの回答について掲載します。
(1) 旧庁舎解体後の跡地利用については、地域の活性化や防災面等での活用を希望します。
→(回答)跡地利用については、現時点では未定です。地元の皆様の意見を聞きながら検討していきたいと考えます。
(2) 第二庁舎建設には賛成ですが、合併特例債の発行期限までの期限が短く感じます。スケジュールに問題はないのですか。
→(回答)これまで議会に説明を行いながら慎重に計画を進めてきました。設計会社や県の県南広域本部の景観建築課とも協議しながら、入札や工事がスムーズに進むように準備を進めており、令和6年2月に完成予定としています。
(3) 第二庁舎建設による駐車スペースの減少や、旧庁舎解体による文書の保管場所が必要となると思われます。これらの解消のため、周辺の土地を新たに取得する予定はありませんか。
→(回答)駐車スペースについては、旧東庁舎の解体跡地や、総合福祉センターを社会福祉協議会と協議のうえで解体し、その跡地を利用したいと考えています。文書については、要否を選別のうえで必要な文書をデータ化したいと考えています。現時点で、新たな用地取得の予定はありません。
(4) 第二庁舎の規模について、これまで議会でどのような議論がなされていたのですか。
→(回答)これまで公共施設マネジメント調査特別委員会の会議において議論されています。議会だより69号でも取り上げられる予定です。
(5) 中学校が3年間大規模改修を行う予定となっています。この3年間を中学校で過ごす生徒たちの精神面への影響が心配です。
→(回答)可能な限り短期間での工事を目指すとともに、生徒への影響を最小化できるように配慮したいと考えます。
(6) 今後の財政運営や合併特例債発行期限後の事業については、どのように見通していますか。
→(回答)地方交付税の規模については、国から示される方針を参考に見通しており、今後数年間は現在の規模が維持される見込みです。今後も国の動向を注視しながら、財政運営を行ってまいります。合併特例債発行期限後の事業は、過疎対策債など、その時々の制度を注視しながら、精一杯財源を確保していきたいと考えます。
(7) 指定避難所となっている施設の大規模改修においては、避難所機能を盤石なものにしてほしいと思います。
→(回答)改修にあたっては、防災拠点機能にも配慮した計画としたいと考えます。
(8) 解体予定の旧須恵庁舎は、現在、地区の公民館としての機能を有しています。代替施設を建設する場合、住民による負担が発生することになりますが、負担への配慮はありますか。
→(回答 )公民館の整備においては、行政区の再編が必要と考えます。今後、将来的に統合しやすい隣接する区が共同の公民館を作る方法について、区の皆様の理解を求めていきたいと考えます。行政区の負担については、議会に理解を求めながら検討を進めてまいります。
(9) 現行施設は利用が不便であり、利用目的に配慮した早期の第二庁舎建設を求めます。
(10)旧庁舎の老朽化や耐震性について、以前より不安がありました。早期の解体を望みます。
(11)合併特例債の発行期限まで、可能な限り事業を実施することを求めます。